令和5年度ピアサポータースキルアップ研修開催報告

活動報告

令和5年8月26日に、佐賀市青少年センターで、ピアサポータースキルアップ研修会を開催しました✨

今回の研修会のテーマは、ぎふ多胎ネットで取り組まれている、「マイサポーター制度」です。

 

この制度は、多胎妊婦さん一人に対して、専属のピアサポーターが一人ついて、妊娠、出産、産後4ヶ月頃まで、一緒に伴走していくというものです💕

 

多胎の妊娠では、周りに多胎妊娠の経験者がいないことが多いため、圧倒的に多胎の妊娠・出産に関する情報が不足しています。

 

そこで、岐阜県で先進的に取り組まれている、このマイサポーター制度を佐賀県でも取り入れて、多胎の妊婦さんを一人も取り残すことなく、妊娠から出産、産後約4ヶ月頃まで、専属のピアサポーターと一緒に伴走していけないかと考えています。

 

また、この制度は多胎妊婦さんだけでなく、ピアサポーターとしての認定を受けたけど、今ひとつ活躍できる場がないと考えているピアサポーターの方々にとっても、活躍の場が広がってきます。

 

「そんなの時間がないから無理!」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、自分の時間が空いた時に活動してもらうだけで大丈夫です👍

月に一度、「どうしてる?困っている事とかない?」とメールしてもらうだけでも大丈夫です。

ご自身も仕事や育児で慌ただしい毎日を過ごされていると思いますので、ちょっと時間が空いた時に、メールで連絡を取ってもらう、これだけでも大丈夫です!

 

研修会の中で、講師の糸井川さんが話されていましたが、子どもへの虐待をした事があると答えたお母さんは、みんな、双子の先輩お母さんと会って話したことがなかったそうです。

多胎育児と虐待は他人事ではなく、紙一重の状態で、いつ誰が当事者になっても不思議ではありません。

 

そのような悲しい出来事を起こさないためにも、この岐阜県で取り組まれているマイサポーター制度を佐賀県でも取り入れて、先輩ママと新米ママが共に子育てをしていく、伴走型の子育て支援に、さが多胎ネットも取り組んで行きたいと考えています。

 

今年、受講が難しかった方も、ぜひ来年このピアサポータースキルアップ研修とピアサポーター養成講座を受講していただき、ピアサポーターとしてご自身の時間のある時に、私たちと一緒に活動して頂けると幸いです。

 

多胎児を育てた経験を活かして、ぜひこれからの多胎の新米ママたちのサポートをして頂けることを願っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました